組織人事戦略研究会
戦略人事について キャリア開発について 組織を強くする為に 組織人事戦略研究会について コラムコーナー データダウンロード 問い合わせ
過去の記事
 


組織人事戦略研究会 第12回研究会開催
 
テーマ 「人こそが企業力の源泉」
内容 5月の研究会は、『人こそが企業力の源泉』というテーマの下、現CSK-ISの常務執行役員 人事・人材開発担当・高倉様をお迎えして、講義&ディスカッションを行います。


■講演のポイント

高倉様がCSK、セガ、野村證券などで取り組んで来られた体験を踏まえて、企業の人材獲得と人材活用に関して語って頂きます。


講師
プロフィール
■講演者プロフィール

株式会社CSK-IS 常務執行役員 人事・人材開発担当 高倉 鉄夫 様

1983年野村證券入社後、
株式会社CSK  取締役 管理担当
株式会社セガ 常務取締役 企画担当
株式会社ISAO 会社設立 社長


■株式会社CSK-ISとは

株式会社CSK-ISとは、CSKグループの中で 「サステナビリティの時代に求められるものは何か」をテーマに研究および実践の場として設立された会社です。
アジアの大学を中心とした産学連携の海外ネットワークを構築して、研究活動と事業活動を連携させて研究成果を具現化することを目的としています。
研究開発グループ、事業開発グループ、人材開発グループが相互に連携を取りながら、研究成果を「提言活動」「人材育成」「事業創造」などの形でプロジェクトを行っております。


   
■日時 5/17(木)18:45〜22:00(開場:18:30)
※21:00〜22:00は講師参加の懇親会です。
   
■会場 畜産会館 会議室 7F
(東京都中央区銀座4丁目9-2 畜産会館)
地図:会場までの地図はこちらをご確認下さい.
   
■定員 25名 【終了しました】
   

第12回研究会 ご報告

今回は株式会社CSK-IS 常務執行役員 人事・人材開発担当の高倉様をゲストスピーカーとしてお迎えし、「人こそが企業力の源泉」というテーマで講演及び参加者も交えた議論を行いました。

CSK-IS、とは、「サステナビリティの時代に求められるものは何か」をテーマにした研究活動を通じて、世の中への提言、人材の育成、新しいサービスの創造を推進する総合的な研究所で昨年設立されました。(詳細はこちらのURLにて)

高倉様はこの6月にCSK-ISで実施される国際シンポジウム準備の大変お忙しい中、ご参加頂いたのですが、非常に素晴らしいご講演及びディスカッションにより、参加者の多くが魅了されていました。

高倉様はこれまで約30社の役員を経験され、経営職として、組織・人事の活性化にお取り組みされております。
まさに活きた”ご経験“としての戦略的な人事運営、組織創りと、理論的な研究とを体系立ててレクチャー頂きましたので、非常にわかりやすく本質をつく内容でした。

ここでは、特に気づきのあったポイントを2点だけ、簡単にご紹介させていただきます。

1. 会社の成長ステージに応じて組織人事の重要ポイント運営方法は変わる

 高倉様は、事業の創造期から成長拡大期、成熟期への一連のステージを経営メンバーとして組織創りに関与されています。
その中で、成長ステージ(事業開始時、拡大時、発展時と3つのステージに分けるとした場合)それぞれに応じて、組織人事上の課題と、その為の重要視すべき施策の違いを、成長ステージ毎に整理されていました。
例えば、事業開始時には、ビジネスモデルを構築し、オペレーションの確立をしていく。人がいないので、それでもやってくれそうな人を採用していく。
しかし拡大時には、オペレーションを拡大して運営していくことが重要になり、オペレーションを確実に行える人を採用することになります。また一人のトップがマネジメントをしていく限界が40人から50人であるという経験則があります。よって、このステージでは経営トップは権限委譲して、マネージャーにKPI管理を行っていくことが重要であるということになります。
そして発展期においては、商品・サービスの拡大をしていくので、所謂、経営者を増やしていく。その為の幹部の採用や選抜をしていくことが重要であるということになります。

2.業種やビジネスモデルにより組織人事の重要課題は異なる

また、業種による組織人事上の重要施策も違いますが、これも銀行、システム開発会社、小売業、人材派遣等7つの業種を例に整理されていました。

例えば、銀行の場合、単一業務構造であり、組織人事上においては、減点主義でリスク管理に重きをおきます。人事異動の主目的は育成という観点よりは、癒着等のリスク管理目的のほうが強いと考えられます。
一方、同じ金融業界の中でも、証券会社のケースでは、組織で動くというよりは、個人事業的要素が高いので、成果主義、加点主義で制度運用され、最も重要なのは優秀な人材の採用となります。
このように業種それぞれのビジネスの特徴を簡潔に整理されながら、組織人事上の課題を整理すると、大きく異なってくることが見て取れました。

まさに“戦略人事”のテーマに相応しいご講演でありました。内容も非常にリアルで参加者も話に惹き込まれているようでした。その大きな要因は、やはり高倉様が“経営者”という立場で事業開始時から拡大・発展時までのステージを自ら組織を創ってこられたご経験からではないかと思いました。
事業開始時、拡大時には見えなかった組織の課題。特に組織の問題は、表面化するまで時間がかかります。
故に予防として開始時、拡大時から組織創りを重要視させる経営者というは、まだまだ少ないのが現状です。
今回、高倉さまがまさに上記のご経験からら“人こそが企業力の源泉”であるというメッセージを発して頂いた事に非常に心強く感じた次第です。


<参加者の声>

・事業を立ち上げるという観点からの人事に対する考え方は共感する部分が多く、勉強になる分析が多くありました。
・ウィットに富んだお話で楽しく興味深く拝聴しました。
・事業と人事制度との関係が面白い。
・高倉氏の身をもって体験された幅広い知識経験の話が大変参考になった。
・様々な業種の特徴を具体的且つコンパクトに説明されていた。
・大変バイタリティがあった。
・明確な資料、面白いエピソードも多数ある説明で理解できた。
・生々しい現場の話題に大変興味があり、刺激を受けました。





メルマガ登録お問い合わせサイトマップ著作権について